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坐骨神経痛の知られざる原因!!

2018-06-08

坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」がさまざまな原因によって圧迫・刺激されることであらわれる、痛みやしびれなどの症状のことを指します。多くの場合、腰痛に引き続いて発症し、次にお尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれがあらわれるだけでなく、麻痺や痛みによる歩行障害を伴うこともあります。

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まず坐骨神経痛を解説する前に、坐骨神経とはどのようなものか説明していきます。

人間の体は、脳から出された指令が神経を通って筋肉に伝わり、収縮されることで動かすことが可能です。つまり神経が繋がっていなければ筋肉や体を動かすことはできません。その中でも坐骨神経は、腰椎の骨と骨の隙間から外に出てきます。そこから臀部を通り、太ももの後面からふくらはぎの外側、そして足にかけて走行しています。この坐骨神経はハムストリングと言われる太ももの裏の筋肉を動かすのに重要です。ですので、腰や臀部でこの坐骨神経が何かしらの障害を受けると様々な症状に発展します。坐骨神経は人間の小指ほどの太い神経で、とても長い神経であることも特徴です。

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次に坐骨神経痛の症状や治療法についてみていきましょう。

 

坐骨神経痛の特徴

主な特徴としては、痛みやしびれが症状として現れることが多いです。足が痺れる部位は、太もも全体に感じることもあれば、ふくらはぎの一部分だけ感じることもあります。皮膚の表面が冷たく感じたり、熱く感じたり、足が攣りやすいなどの症状もみられます。このような症状の原因特定が容易なケースと、複合的な問題で原因の特定が難しい場合があります。

また、坐骨神経痛は、腰椎や椎間板で起こる障害だけでなく、臀部で障害が起きることもあります。長時間の座位姿勢が続くと、臀部にある筋肉が圧迫されて、近くを走行している坐骨神経に影響が出ます。この結果として、坐骨神経痛の症状が出現してくる場合もあるのです。このような場合は、病院でレントゲンやMRI検査などをしても腰部の骨や筋肉に異常が発見されないということも少なくありません。

では、そのような方はどのような治療ができるのでしょう?それは坐骨神経の圧迫の原因を解放することで、それまで出ていた坐骨神経痛特有の症状がやわらぐ場合は少なくありません。

なので、原因を見つけだして着実に治療を施すことが一番の近道なのです。

 

坐骨神経痛3つのパターン

『坐骨神経痛』は、臀部から太ももの裏、ふくらはぎ、足先にかけての痛みやしびれが主な症状となっており、症状自体はどれも似ていますが、痛みやしびれが出ている原因はいくつかの種類に分けられます。

原因を見誤ってしまい、治療が間違っていると症状が改善しないということになってしまいます。ここでは、坐骨神経痛の種類とその種類別の治療法についてご紹介します。

1.腰椎性坐骨神経痛

『腰椎椎間板ヘルニア』や『腰部脊柱管狭窄症』による坐骨神経痛がこれにあたります。

坐骨神経は脊柱の中を通り、腰椎と腰椎の間から出て、臀部や太ももの裏を通って末梢へ続いていきます。そのうち、脊柱の中や腰椎の間から出てくるあたりで坐骨神経が圧迫されてしまい、末梢に痛みやしびれがでているのが『腰椎性坐骨神経痛』です。

このような場合は、腰の疾患に対する治療が根本的な治療となります。手術によってヘルニアや脊柱管狭窄症を改善する手術療法、または腰の牽引治療で神経の圧迫を取り除くようにしたり、ストレッチや腹筋および背筋を強化することで腰の圧迫を軽減させようとする運動療法を行うなどの保存療法があります。

2.梨状筋性坐骨神経痛

腰椎の間からでてきた坐骨神経はお尻の深いところにある梨状筋の深層を通って太ももの裏に向かいます。尻もちをついてお尻を強く打撲してしまった、立ち仕事が続いた、ストレッチ不足や運動不足により血流が悪くなってしまったなど、梨状筋が異常に硬くなってしまうと梨状筋が麻痺して緊張してしまうため坐骨神経を圧迫してしまい、坐骨神経痛を発症してしまいます。

この場合、ヘルニアのときのように腰に対して治療を行っても坐骨神経痛は改善しません。梨状筋をマッサージしたり、血流がよくなるように適度な運動を行うといった治療によって改善してくることになります。坐骨神経痛は梨状筋性のものが最も多く、原因もはっきりとしているため、治療がしやすいものになります。

3.症候性坐骨神経痛

坐骨神経の圧迫がどこにもみられず、原因がはっきりしないものを言います。根本的な治療が難しいため、痛みやしびれのある部位をストレッチ、マッサージしたり温めるなど対症療法しか対応ができません。また、糖尿病や動脈硬化、腫瘍やうつ病などでも坐骨神経痛の症状がでることがありますので、内科的な疾患にも注意が必要です。この様な場合は総合的に身体をチェックし、生活での一番の原因を取り除くことにより改善するケースが多いです。

 

次にこの中でも一番多い、梨状筋性坐骨神経痛について解説していきます。

 

梨状筋とは

梨状筋とはお尻の真ん中らへんにある筋肉で、主に股関節を外側に回す動きをする筋肉です。この筋肉の特徴は「坐骨神経が筋肉の間を貫いて行く」ということです。筋肉の中を神経が貫くのでその筋肉が硬くなると神経を圧迫し坐骨神経痛が発生するというメカニズムです。

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しかし坐骨神経痛が出る人、出ない人がいるのはなぜでしょう?

これには骨盤の傾きが深く関係しています。

 

梨状筋と骨盤

骨盤が前側に傾く前傾姿勢(お腹を出すような姿勢)の人は、梨状筋が硬くなりやすい傾向にあります。なぜ硬くなるのかというと、 その理由は梨状筋の走行に関係があります。

梨状筋は骨盤の傾きが正常な人では股関節を外側に回すことだけに関与しますが、骨盤が前傾姿勢の人は梨状筋が縦方向に伸びて立っている時に体を支えることに関与してしまいます。そうなることで立っているだけでも梨状筋を常に使い、その結果梨状筋が硬くなり神経を圧迫して坐骨神経痛が出現するという仕組みです。

ですので梨状筋性の坐骨神経痛の場合、筋肉をいくらストレッチしても症状が改善するのは一瞬で、すぐにまた痛くなる症状が続いてしまいます。そのため骨盤を正しい位置に戻す治療が根本的治療と言えるのです。

そのために自分の姿勢のチェックをし、何が良くて何が悪いのかを把握しましょう。当たり前ですが身体は一人ひとり違います。良い姿勢も悪い姿勢も一人ひとり違うのです。猫背が身体にとって良い人もいます。健康診断を受けるように健康姿勢チェックもしてみてはいかがでしょうか?

 

未病リハビリセンターハレル飯塚店 店長 奥健太郎

TEL:0948-88-9140

住所:福岡県飯塚市菰田西1丁目9-18

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