福岡市東区雁ノ巣の整体・マッサージ 未病リハビリセンターハレル

腰が痛い!コルセットなしでは仕事ができない50代女性へ〜コルセット卒業まで経過〜

2018-11-17

院長のガチ考察〜ぎっくり腰編〜

本日は毎年のように繰り返しているぎっくり腰で仕事や家事が思うようにできずコルセットなしでは生活できなかった方が、コルセットなしで仕事や家事ができるようになったまでの経過報告をしたいと思います。

 

〈症例紹介〉

50代女性。週3回のデスクワーク。山のぼりが趣味

 

〈来院までの経過〉

5年ほど前から毎年のようにぎっくり腰を繰り返していた。今年8月、ぎっくり腰を発症。発症当時は左腰の痛み(常に)で座っているのもきつい状況で楽な姿勢がなく、一人でトイレにもいけない状態だったとのこと。発症3日目に何とか動けるようになった為タクシーを利用し来院。

 

〈主訴〉

・今すぐこの痛みを取ってほしい

・ぎっくり腰が繰り返さないようになりたい

・趣味だった山登りを再開できるようになりたい

・自宅で出来るぎっくり腰の予防を教えて欲しい

 

〈考察〉

この方の体の特徴としては、股関節の関節可動域に若干の制限が見られました。人は体をひねったりする動きの中では本来股関節を使って体をひねるのですが、股関節に関節可動域に制限があるため代償として腰をひねるように体を使っていました。

これが原因で股関節の動きを腰で代償するようになり腰に必要以上に負担がかかってしまっていました。結果、その負担に耐え切れなくなった腰の筋肉が硬くなってしまいぎっくり腰を繰り返していました。

 

このことから繰り返すぎっくり腰の再発を防止するためには股関節を施術しないといけないと判断しました。しかし、来院された時点での腰の痛みを無くしてあげることが最優先でしたので

①急性の腰の痛みを取る

②股関節の可動域を改善する

③股関節の筋肉が固くならないようにするホームエクササイズ指導

の順番で施術していきました。

 

①ぎっくり腰による急性腰痛

ぎっくり腰を発症する人の特徴としてほとんどの方が股関節がうまく使えておらず腰ばかり使って生活しています。これにより腰骨を腹側から支えている腸腰筋という筋肉が使い過ぎになってしまい固くなってしまいます。骨を支えている筋肉が硬くなると関節を動かそうと思っても筋肉がそれを邪魔しうまく関節が動かなくなってしまいます。しかしこの方は股関節がうまく使えていなかったため腰の関節がうまく動かなかったとしても無理矢理使うしかありませんでした。それによって使いすぎて固くなってしまっていた腸腰筋が無理やり引き伸ばされてしまったことにより痛みが発症していると考えました。ですのでまず最初はこの腸腰筋に対してアプローチしていきました。 腸腰筋とは大腰筋と腸骨筋と言う二つ名筋肉からなっていますが、 この方の場合は大腰筋の方が硬くなっていました。この大腰筋が柔らかくなった時点で仰向けになって寝ている時の腰の痛みはなくなりました。しかし、体をひねったり寝返り起き上がりではまだ痛みが出ていました。そこで腸骨筋へのアプローチも追加でやっていたところ寝返り起き上がりでの痛みはなくなりました。この時点ではじめに来た時の腰の痛みを100点満点とすると残りは40点ぐらい残っているという状況までなりました。

 そして次に見ていたのが足趾屈筋と斜角筋という筋肉です。人は体に痛みがあると無意識で歯を食いしばったり足の指に力が入ったりして全身が緊張してしまいます。この方もぎっくり腰による腰の痛みが強かったために首回りの筋肉や足趾屈筋にかなり力が入っていました。この二つの筋肉は先ほどアプローチした腸腰筋と筋連結があると言われている筋肉なのでこの腸腰筋の筋肉の硬さも足趾屈筋と斜角筋の硬さを引き起こしてしまってる可能性があると考えアプローチしていきました。足趾屈筋へのアプローチ終わった時点で歩行時の痛みがなくなり、 腰には痛みではなく重だるさが残っているような状態でした。そのぼう斜角筋をアプローチした後ではどの動きに対しても腰の痛みが出ることはなくなっていました。腰の重だるさも半分ぐらいに軽減したとのことでした。

この時点で急性の痛みがなくなっていたため根本原因である股関節に対してのアプローチを開始しました。

 

②股関節の可動域を改善する

股関節の可動域制限の原因となっていた筋肉が中殿筋と呼ばれる股関節の横側にある筋肉です。この筋肉が硬くなると股関節を外に開くことができなくなってしまいます。それにより歩いたり方向転換や U ターンをする動きのなかで関節の動きが制限されてしまい腰に負担がかかっていました。

実際にこの方も歩行で U ターンする際に腰の重だるさを発症していました。そこで中殿筋へのアプローチを行いもう一度ここで U ターンしてもらうとおもだるさがほとんど消えていました。中殿筋へのアプローチを行うと股関節の関節可動域も改善されていたため歩行時に U ターンする際に、今までは腰骨をひねって U ターンしていたためおもだるさが出ていたのですが股関節がしっかりと使えるようになったために腰の重だるさがなくなったと考えました 。

なのでこの方に対しては③として腸腰筋のストレッチと中殿筋のストレッチをホームエクササイズとして指導しました。

この二つをしっかりと毎日二つやっていただいたため一週間後に来て頂いた時には腰の痛みは20点ほどに抑えることができていました。この20点の腰の痛みも腸腰筋と中臀筋に対してアプローチを行うと0点になっていました。そこでなぜ腸腰筋と中臀筋が硬くなってしまうのかを考え自宅での動きの様子や仕事場での動きの様子を確認したところ、本来腸腰筋がしっかりと機能して体を支えなきゃいけない場面で中殿筋に力がかなり入っていました。

これはぎっくり腰になった時に腸腰筋に全く力が入らなくなったことによって中殿筋を使う癖(脳の逃避反応)がついてしまっていたと考え 、腸腰筋に正しく力が入るようにトレーニングも治療の中に組み込んでいきました。また自宅でできる腸腰筋のトレーニングの指導させていただき取り組んでいただきました。その結果としてこの方は6回の施術で腰の痛みが再発することがなくなりました。現在では、趣味である山登りを継続するためにメンテナンスを行いながらトレーニングに励んでもらっています。

 

〈まとめ〉

この方の腰の痛みを取るためには腸腰筋、足趾屈筋、斜角筋という三つの筋肉に対してアプローチすることが必要でした。腰が痛いから腰の筋肉にだけアプローチするのではなく、筋肉の繋がりや人の体の使い方の癖をしっかり見た上でアプローチすることが大切だと感じました。 また人は痛みがあると無意識に痛みが出る行動を避けたいという心理になり変な体の使い方をしてしまいます。この方もぎっくり腰になった時の変な体の使い方を脳みそが覚えてしまっていたために実際に痛みが出なくなった後でもぎっくり腰の時と同じような体の使い方をしてしまっていました。このことがぎっくり腰を繰り返してしまう一番の要因でした。体の使い方の癖や歪みは自分ではほとんど認識することができないので普段の生活では全く気づくことがありませんが、施術はトレーニングを受けていく中でほとんどの方が自分の体のバランスの悪さに驚きます。そんな脳みその勘違いも痛みの原因となってしまうので痛みがなくなることがゴールではなく、『痛みが再発しない体をつくること』がゴールだと考えます。

 

長年繰り返す痛みに終止符を打ちたい方はこちらからご相談ください。

『もう2度と痛み・しびれを再発させない整体院』

未病リハビリセンターハレル野芥店

Copyright © 未病リハビリセンターハレル All rights recerved.