福岡市東区雁ノ巣の整体・マッサージ 未病リハビリセンターハレル

お尻の後ろから足首までビリビリする痛みで1歩も動きたく無いあなたへ

2018-11-22

院長のガチ考察〜お尻からふくらはぎにかけてのビリビリした痛み編〜

本日は、「とにかく24時間痛みと痺れがあってつらい」との訴えで来院された方が改善していくまでの経過報告をしたいと思います。

〈症例紹介〉

40代後半女性、主婦

 

〈来院までの経過〉

H30.9月初旬に歩いている時に腰に違和感が出た。その日から日に日に痛みが強くなり腰から太もも外側に痛みが広がってきた。整形外科にてブロック注射を行い痛みが軽くなったためそのまま生活していたが11月初旬に遠出し2時間ほど運転していたら今までにない程の痛みが股関節の付け根から足首まで広がったため来院。

 

〈主訴〉

・じっとしていてもビリビリ痛む

・楽になる姿勢がない

・痛みのせいで寝つきが悪く寝不足

 

〈考察〉

  この方の訴えとして痺れがあったため、まず神経そのものが損傷していることによる痺れなのか、循環不全による痺れなのか、筋肉が神経を圧迫してしまってる痺れなのかを判別する必要があると考え評価したところ神経テストは陰性であったため手術などをしなくてもしびれが取れると確信しました。まず、 足のしびれを引き起こす原因として一番考えられる梨状筋からアプローチを始めました。理由としては症状が坐骨神経痛に似ていたため坐骨神経痛の一番の原因として考えられる梨状筋からモビライゼーションを行いました。

 

 しかし、足のしびれの変化は見られなかったため次に考えられた大腿方形筋に対してアプローチしました。理由としては、この筋肉は股関節を安定させてくれるインナーマッスルで股関節の安定性が低下している時に過緊張となり大腿回旋動脈と言う血管を圧迫することによってしびれを発症することがあるからです。この筋肉アプローチした時かなりの圧痛が見られたため大腿方形筋による神経絞扼があるとみてアプローチおすすめました。圧痛が無くなった時には太ももの裏側のしびれ痛みがなくなっていました。

 

 この時点で残っていた症状は太もも外側のモヤモヤ感、軽度のしびれ、ふくらはぎの痛みと外くるぶし周辺のしびれでした。

 

 次に着目したのは中殿筋という筋肉です。中殿筋という筋肉は歩行時や立ち上がりの時に体を安定させる筋肉として使われている筋肉ですがこの方の股関節がインナーマッスルの低下によって不安定になっていたため代償として中殿筋の金活動が高くなっていたのではないかと考察し触察してみるとかなり筋緊張が高い状態になっていました。 この中殿筋には上殿動脈という血管が走行しておりこの血管は太ももの外側やふくらはぎの方まで通っているため充電器による圧迫で太ももの内側に痺れが出ていると考えアプローチしてました。

中臀筋のアプローチが終わった後太もも内側のしびれとモヤモヤ感はなくなっていましたがふくらはぎの痛みやくるぶしの痺れは残っていました。

 

  ふくらはぎの痛みに対しては膝窩筋をアプローチしました。理由としてはふくらはぎに圧痛所見が見られなかったため筋肉由来の痛みではないと考えふくらはぎの循環を司っている神経か血管が圧迫されることによってふくらはぎに痛みが出ていると考えました。まずはじめに血管による影響を考えるため膝窩動脈を圧迫してしまってる可能性を考え膝窩筋に対してアプローチしました。膝窩筋自体には圧痛所見が見られモビライゼーションをしていく中でふくらはぎの痛みが徐々に取れていく感覚を共有することができました。

 

 最後に残ったくるぶし周辺のしびれに対しては筋肉による神経絞扼を考え長腓骨筋に対するアプローチを行いました。しかしこれによる変化は見られなかったため外側ハムストリングス、大腿筋膜張筋に対するアプローチを行いましたが改善が見られませんでした。

この結果から神経絞扼による痺れではないと考え、下腿骨間膜に対するアプローチを行いました。この下腿骨間膜には足の循環を司る動脈や静脈が多くあるため硬さが取れると循環が良くなって痺れが取れるのではないかと考えました。 下腿骨間膜のアプローチが終わった後はくるぶし上部の痺れが取れましたが下部痺れが取れませんでした。下部のしびれに対しては足指第5指と第4指間の骨間筋に対してアプローチすると痺れが改善されました。

 

〈まとめ〉

 この方は乳幼児の時に先天性股関節臼蓋不全によって外転装具をつけていたという既往歴がありました。これにより股関節の骨性にある安定性が低下しているために股関節周囲筋群のきん緊張が高まっていたと考えました。今までも似たような痛みが出たことがあったという訴えがあったため 不安定な股関節を長年使っていく中で徐々に筋肉が耐えきれなくなり今回のような症状に立ったと考えました。痛みや痺れはほとんど筋肉による神経絞扼血管絞扼でしたのでアプローチとしては絞扼してしまってる筋に対するアプローチを行いながら、股関節が不安定性が取れない限り同じ症状を繰り返すことが考えられるため、股関節のインナーマッスルに対する収縮訓練を行っていくことで同じ痛みが再発しない体作りができると考えています。

 現在この方は3回目の手術が終わった時点で股関節と太ももの痛み、痺れがなくなっています。残っている症状としては太もものもやもや感と、運転している最中に信号待ちでブレーキを踏み続けるとふくらはぎのしびれが出るとのことでした。太もものモヤモヤ感は中殿筋をアプローチするとすぐに取れるので股関節の安定性を高めていく中で中殿筋の筋活動が減ってくると無くなっていく症状だと考えています。運転中のしびれに関してはブレーキを踏み込む際に使う筋肉の出力調整機能が低下していることが原因と考えました。簡単に説明すると10の力で踏み込めばいいのに70の力で踏み込んでしまうため力みすぎて筋肉によって神経が圧迫されてしまい痺れが出てると考えました。踏み込む際に使う筋肉の神経再学習を行うことによって症状の改善は見られると考えています。

 

 

福岡市で唯一卒業がある整体院

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