現在、ハレルダイエットで頑張っていらっしゃるお客様にも油の必要以上に制限していません。
油は、必須脂肪酸という言葉があるように人間に欠かせないものです。
その油には良い油と悪い油があります。
オリーブオイル
ココナッツオイル
ごま油
亜麻仁油、、、
などとたくさんの食用油をスーパーなどで見かけますが
これらの油は、味はもちろんアルものが違うことで性質が変わってきます
ではアルものとは何のことを指すのでしょうか?!
何が良い、悪いを決めているのでしょうか??
油はどれも同じなのか?
1g=9kcal
これはどんな油にも共通しています
カロリーは同じですが、油を構成する脂肪酸はそれぞれで働きが違います
脂肪酸は脂質の構成成分です
脂質が体内に吸収される際や、逆に体内で利用される際に脂肪酸の形になります
すなわち脂肪酸は私たちヒトの体の重要なエネルギー源となります
ですから、体に良い油と悪い油を見分ける必要があります
悪い油とは??
普通の油は空気に触れたり、加熱されると酸化され過酸化脂質に変質します
これは腐った油であり、有害な活性酸素なのです
このような油を摂取すると、体内の中の油もどんどん酸化させていく悪玉なので
腸の中も酸化し、腸内環境が悪化します
ごま油やオリーブオイルなどと液体状の油もあれば
スナック菓子やチョコレート、菓子パン、ファストフードなどに含まれる見えない油もあります
トランス脂肪酸の摂取は中性脂肪や悪玉コレステロールを増加させる原因でもあります
欧米諸国では使用の禁止、含有量を規制している国がある中
特に規制されていないのは日本だけなんです…。
質の良い油をとることが大事になってきます!
質の良い油とは??
今、脂肪酸の中でも注目されているのが…
オメガ3(スリー)脂肪酸 (α-リノレン酸)です!
このオメガ3脂肪酸は必須脂肪酸と呼ばれ、体内では合成されず
食品から摂取する必要があります
オメガ3脂肪酸が含まれる脂質が質の良い油となります
サプリメントとしてよく聞く、
DHA(ドコサヘキサエン酸)や
EPA(エイコサペンタエン酸)もオメガ3脂肪酸に分類されます
オメガ3脂肪酸を摂取することによって…
・がん細胞の抑制
・アレルギー予防
・高血圧予防
などと生活習慣病の予防につながります
逆に、オメガ3脂肪酸が体内から不足すると…
・血中のコレステロール増加による高脂血症、高コレステロール血症、動脈硬化などの発症リスクの増大
・皮膚の弾力性の低下、湿疹
・脱毛
などが起こります
美容の面でも注目されていることから、「食べる美容液」とも言われています!
オメガ3脂肪酸のほかにオメガ6脂肪酸やオメガ9脂肪酸とよばれる
不飽和脂肪酸(常温で液体の油)もあります
特に「オメガ6脂肪酸」はサラダ油やマヨネーズなどに入っており
摂りすぎの傾向にあると言われています
逆に、オメガ3脂肪酸は不足しがちでバランスが崩れてしまうと上記で紹介したような
様々な不調(未病)につながります
次回はオメガ3脂肪酸がどのような食品に含まれているかご紹介します!
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