これまで2回にわたり、ストレス察知メカニズムや
ストレスによって現れる症状、
ストレスの進行段階についてお伝えさせていただきました。
今回は、自律神経との関係性や
ストレス解消法を中心にご紹介させていただきたいと思います!
自律神経は感情の変化と連動している
学校や職場で憂鬱なことがあると、
お腹が痛くなったり気分が悪くなったり、
という経験をお持ちの方もいるでしょう。
それは感情の変化と自律神経が連動しているからです。
たとえば、恐怖や怒りなど急性のストレスを感じると、
交感神経が極度に興奮し、血圧が上がるなどの症状が現れます。
職場の人間関係など慢性的なストレスがある場合は、
交感神経と副交感神経がバラバラに興奮し、
胃腸の動きが激しくなって下痢や腹痛を起こしやすくなります。
ストレスは自律神経が乱れる大きな原因となります。
以前からお伝えしていた通り、
感情や行動が変化することで背骨にも悪影響を及ぼすということです。
ストレスが原因で『未病』となる方も多くいらっしゃいます。
身体にとって、とても悪循環になってしまいます。
ストレス解消法
今までストレスについて多くのことをお伝えしてきました。
ここからがさらに重要です!
『ストレスの解消方法』についてお話ししたいと思います。
私たちは生きている以上、ストレスを避けることはできません。
しかし、意識次第でストレスとなりそうなものをなるべく避け、
ストレスの種を減らし、
負担を減らすことはできます!
自分一人でできること
*疲れたら、素直に休みましょう
*目の前のことに集中し、一度にたくさんのことを考えるのをやめましょう
*忙しい時ほど、休憩をこまめにとりましょう
*周りと比べず、人の噂などに振り回されないようにしましょう
*自分が楽しいと思える環境を見つけましょう
*軽い運動やストレッチをしてみましょう
周りの人の協力が必要なこと
*仕事や家事を一人で抱え込まずに、同僚や家族に協力を求めましょう
*会社や家族以外の環境に友人を持ちましょう
自分の性格は簡単に変えることはできません。
また、自分の考えで相手をコントロールすることもできません。
少しずつ、心の柔軟性をつけることが大切です。
最後に
日常で耳にするうつ病は、『心の風邪』
と言われるほど、実は誰もがかかる可能性がある病気です。
ひどく落ち込んでしまう状況が2週間以上続き、
うまく気分を転換することができず、日常の生活に支障をきたすような場合は、
十分な休養をとり、医療機関に相談してみるのも一つの手段です。
自分の身体、気持ちと相談しながら、時には足を止め、
おおらかな気持ちで生活してみてはいかがでしょうか?
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