「足を着くたびに膝が痛いんですっ!」
このフレーズ、今まで何百人の患者様から同じ言葉を聞きました。
そして痛みのために病院に行きます。そしてレントゲンを撮り診察を受けます。
・軟骨が少しすり減っていますね。注射をしましょう。
・体重を減らして膝の負担を減らしましょう。
・膝の筋肉をつけて膝の負担を減らしましょう
・痛み止めのお薬を飲みましょう
・しっかり踵からついて正しい歩き方をしましょう
などと言われます。
それで痛みが治まりましたか?
治まった方はこれ以上読まなくて結構です。
ここからは、それでも痛みが止まらなかった方に向けて書きますね。
そこで、そのようなあなたに質問をします。
片足立ちしたときに痛いですか?
椅子から立つときに痛いですか?
ほとんどの方が痛くないと答えます。
もし、膝に体重が乗って軟骨がすり減り膝が痛いならば
片足立ちしたときや椅子から立つときも体重が膝に乗るので痛いはずですよね?
なぜ痛くないのでしょう?
それは足を着くたびにかかってくる
地面からの衝撃
が関係しているからです。
人が歩くとき地面からの衝撃は
体重の約2倍の衝撃がかかってきます。
体重約60キロの方なら120キロ
80キロの方なら160キロもの衝撃が地面から歩くたびにかかります。
もしこの衝撃の大きさが関係しているのならば
体重が重い→衝撃が強い→膝の痛みが出やすい
はずです。
しかし、痩せている方、太っている方ともに膝の痛みの訴えがあります。
なぜでしょう?
その答えは
『どこで』その衝撃を吸収しているか
が重要になってきます!
本来身体で一番衝撃を吸収してくれる場所は
背骨
です!
その衝撃吸収能力は身体全体にかかる衝撃の
なんと90%!
背骨が吸収しています。
では、なぜそんなに背骨は衝撃を吸収できるのでしょう?
まず一つ目の理由は
背骨のS字に曲がった形に秘密があります。
まだ人間がおサルさだった頃、骨格を見ていただいてもわかるように背骨はほとんど真っ直ぐの状態でした。
サルの骨格↓
それからチンパンジー→原始人と進化していく過程で二足歩行すること必要となりました。
人間とサルの骨格の比較↓
その時に脳に直接歩く時の衝撃が伝わらないように徐々にS字に変形していき、S字になり『しなる』ことで「バネ」のような役割を背骨ができるようになり衝撃を吸収できるようになりました。
しかし、このS字が変形し真っ直ぐに近くなると
その衝撃収集能力は約10分の1にまで下がってしまいます!
ですので、足を着くたびに痛いと訴える方のほとんどは背骨が硬くなっている方がほとんどです!
二つ目の理由は背骨の間にある「椎間板」という組織です。
椎間板は皆さん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
そうです。「椎間板ヘルニア」の椎間板です。
椎間板という組織はほとんど水分でできています。
その水分を多く含んだ組織が背骨の一つひとつの間に挟まれ「クッション」の役割をしてくれています。
この背骨の「バネ」と「クッション」の役割により背骨は衝撃を吸収しています。
ではここからが本題です。
その背骨が硬くなり衝撃吸収が上手くできなくなったとき、人はどこかで代わりに衝撃吸収しないといけなくなります。
その衝撃吸収を代わりにやってくれるところが、、、
「膝」
となります。
その膝が本来ある衝撃を吸収する能力以上の衝撃を受けたとき
「足を着くたびに痛い」
という症状になるのです。
あくまで体の中で一番衝撃を吸収する機能が備わっている場所は背骨なので、上記の症状でお困りの方のまず治療すべき場所は「背骨」となります!
その背骨の治療をしてまだ痛みが残っている場合、その残りが本来の膝の痛みとなるのでそこから膝の治療をしていきます。
膝が痛くて治療院や病院を色々行ったけどいまいち治っていないあなた。
ハレルの治療を受けてみて下さい。
初めて原因と症状が理解でき、納得のいく治療が受けられますよ!
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