こんにちは!未病リハビリセンターハレル諸岡店院長のしまぞえです。
本日も私のブログをご覧いただきありがとございます。
さて、本日は皆さまも耳にしたことはある「ヘルニア」についてお話していきます。
一般的に言われる「ヘルニア」とは脱出、突出という意味で使われています。
今回は、腰の病気である「椎間板ヘルニア」特集です。
若年者でも椎間板ヘルニア持ちの方は結構多くて、私の友人もその一人です。
ですから、ある種幅広い世代で発症リスクがある病気の一つですね。
「ヘルニアって言葉はよく聞くけど、どういう病気なの?」という声も患者様からよく聞かれることもありましたので、椎間板ヘルニアについて全二回に分けて少しマニアックにいきます!!
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1、椎間板ヘルニアってなに?
NHK「クローズアップ現代」の番組で以前放送されていました、ドランクドラゴンの鈴木拓さんもヘルニア経験者ということで取り上げられていました。
鈴木拓さんは、以前から腰痛に悩まされ、ときには台車を使った移動をしいられるほどの腰痛もちでした。
それが、ある日急に激痛に襲われ「椎間板ヘルニア」と診断受け緊急入院となったようです。
鈴木拓さんは、その時の痛みを次のように話しています。
「毎回、腰にガン、ガンって痛みが来てましたね。今までの生活史上、気を失うくらいの痛みだったので。」
と話されています。
私も、病院勤務時代には多くのヘルニア患者様を診てきましたが、どの患者様においても共通で急に激痛が襲い動けなくなったと話されていました。
ひどい方では、増悪すると数時間続き、もだえ苦しんでいる方もいらっしゃいました。
何よりもどかしいことが、その痛みを周りの人は見てわからないということです。
ヘルニアとは、脊柱管内での問題であり外見上はどうもないので、ご家族や外出先で発症した際に周囲に伝わらないという悩みをよく相談受けました。
私もなったことはないので、どのくらいかはわかりませんが、、、、、
ヘルニアはとにかくめちゃめちゃ痛い!!!ということだけ伝わったならば本日はもう読み終えてもらっても大丈夫です(^-^)!(ウソです。)
医学的側面で見ていくと、まず今の医学では腰痛のじつに85%は原因不明だと言われています。
では、残りの15%のうち椎間板ヘルニアが原因であると特定できるのは、わずか5%程度に過ぎないと言われています。
また、椎間板ヘルニアのうち8割の方は自然消失すると言われているため、病的ヘルニアごく少数とされています。
ここまで聞くとほっとされる方もいらっしゃるかも知れませんが、それでも病院には次から次へ椎間板ヘルニア患者が入り込んできます。
不思議ですよね――!
もっと知りたい方のために、今からはヘルニアの病態の話をしていきますのでそれでは興味ある方はLet’s Go!!
2、椎間板ヘルニアってなに?続編
まずは、解剖の話からですが私たち人間は共通して26個(ここでは仙骨、尾骨は各1つとする)の脊椎が縦に連なり脊柱(いわゆる背骨)を形成しています。
そして、その各脊椎(椎体)はクッション材となる椎間板を間に挟むことで衝撃緩衝や各骨の動きを引き出しています。
そして、椎体の後壁の後ろには脊柱管があり神経管が縦に伸び、その神経管を守るように椎弓が取り囲む構造となっています。
椎間板ヘルニアは、そのクッション材である椎間板が変形し中の髄核が飛び出したことで神経管を圧迫、神経症状を生じた病気です。た
だし、画像診断でヘルニアが確認されても、それが即症状に結びつくとは限らない事例もあり、またヘルニア塊の自然消滅、自然縮小ケースも少なくないことから実際に手術が必要な「病的ヘルニア」はごく少数とされています。
私が知る専門医は、2週間経っても吸収されないヘルニアであれば手術を検討すると言われていました。
(実際の画像はこちら↓)
ここで吸収と言いましたが、飛び出したヘルニアがどのようにして消失するのかを説明します。
これには、白血球が関係しています。
白血球が外に飛び出たヘルニアを異物と判断し溶かして分解してくれます。
大きく飛び出したヘルニアであるほど白血球が反応するので、神経損傷が激しい症状ほど自然治癒率は高いと言われています。
また、飛び出たヘルニアがそのまま小さくならず残っていても、症状が全くなく生活している人がたくさんいることもわかってきました。
このような統計データからも、椎間板ヘルニアの症状は数年で自然に治る可能性があると考えられるようになってきました。
しかし、全てケースで自然に治るとは限らずこの椎間板ヘルニアから慢性腰痛となり、治りが遅くなることもあります。
さらに問題なのは、状態によっては過度な神経圧迫により下半身麻痺の可能性もあるため、ケースによって手術を選択されます。
これは、医者も非常に判断が難しいところで、できれば避けたい最終手段です。
まだまだお伝えしたいことはありますが、以上今回は概要ということでお話ししました。
忘れないでください、本日お伝えしたかったことはただ一つ「ヘルニアはめちゃくちゃ痛い!!!」これだけです!(^^)!
もしお父さんがヘルニアになったときに
「何やってるの?」ではなく、やさしい一声をかけてくださる奥様が一人でも増えてくだされば、日本のお父様方のお力になれたのかなと思います!!
さて、次回は続編として椎間板ヘルニアの症状と鑑別方法および発症後の治療についてお話さて頂きます!
最後までご愛読いただき、ありがとうございます!!
追伸
未病リハビリセンターハレルでは 毎月多くの患者様に通院していただいております。
その一方で福岡市ではまだまだ腰痛の患者様が多くいて、必要のない手術をすすめられている、手術をしたが全く改善しない、デスクワークが出来ない、立ち仕事がつらい、朝起きるのが苦手だといった症状で、整形外科や接骨院、整体に通っておられます。
それにも関わらず、ほとんど症状が改善していない患者様が多くいらっしゃるのも事実です。
「このままで良いわけがない」
もしも、あなたが
「この痛みをなんとかしたい。でも治らなかったらどうしよう…」
「このまま痛みやしびれでちゃんと歩けなかったらどうしよう…」
といった不安な気持ちを持っておられるのであれば…
そんな時こそ、未病リハビリセンターハレル諸岡店にお越しください。
あなたが一歩踏み出した勇気、私が受け止めます。
私の技術はそんなあなたのためにあるのです。
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