皆さんこんにちは。【もう2度と整骨院・整体院に通わなくて良い身体を作り上げる整体院】未病リハビリセンターハレル諸岡店の真野です。
本日もブログをご覧いただきありがとうございます(^^)
本日はタイトルにもあるように『体を冷やすことの圧倒的デメリットとその対処法』についてお話します。
そもそも平熱は何度が正常?
皆さんはよく『体を冷やさない方がいい』『体を温めると免疫力が上がる』などと耳にしたことがあるかと思いますが、そもそも平熱の正常値をご存知でしょうか?
意外に知らない方もいらっしゃると思いますので説明いたしますと
WHO(世界保健機関)が定めでは『体温を36.5℃~37.1℃に保ちましょう』と定められています。つまり自分の平熱がこの範囲内にあればよいということです。
ですからこの数値より平熱(体温)が低い方は身体に何かしらの異常がおきている可能性が非常に高いです。
この数値を踏まえたうえでなぜ体温が低いといけないのかを説明していきます。
デメリット①免疫力の低下
まず1つ目のデメリットは免疫力の低下です。
ある研究によると平熱36~37℃の人が体温が1℃下がるだけで免疫力が約37%も低下すると言われています。
・風邪をひきやすい
・風邪をひていないが体がだるい
・風邪が治りにくい
・アレルギー症状
・家族にがんの人が多い(いわゆるガン家計と言われているもの)
・冷え性
・便秘
・肌が荒れやすい などなど
ほかにもたくさん症状があげられますが、私の経験上このような方々は基本的に低体温の方、もしくは以前体温が低い時期があった方が多いです
ちなみにがん細胞は低体温を好むとされています。低体温の方はほおっておくと後から大変なことになる可能性が高いので注意が必要です。
デメリット②基礎代謝の低下
2つ目のデメリットは基礎代謝の低下です。
体温が1度下がると基礎代謝は約12%低下します。
基礎代謝とは何もせずじっとしていても、生命活動を維持するのに生体で自動的に行われている活動で必要なエネルギーのことです。息をしたり血液を全身に循環させたり、内臓や脳みそを働かせたりするのに常にエネルギーが必要ですが、基礎代謝が低下するということはこれらの機能が低下してしまい生命力が弱ってしまうということです。
・内臓の機能低下が落ちてきた
・筋肉が痩せてきた
・太りやすくなった
などなど、若いころの自分とは何か違うな・・・と感じ始めたその症状は基礎代謝の低下が原因かもしれません。
デメリット③酵素の働きの低下
皆さんの身体の中には大きく分けて2つの酵素があります。
それは消化酵素と代謝酵素です。
それぞれの働きとしては消化を助けたり代謝を助けたりと体の機能の補助的な役割をしてくれています。
この酵素の働きは1℃体温が下がることで50%も機能が落ちるとされています。
つまり、キンキンに冷えたビールをグビグビ飲みながらスタミナをつけようと焼き肉をバクバク食べると、ただでさえお肉は消化に時間がかかるのにビールを飲んだせいで体温が下がり消化酵素の働きが下がっているので胃腸には相当な負担がかかります。
前日に飲みすぎたり食べ過ぎたりして朝起きるといつもより体がだるい・・なんて経験ありませんか?
これは寝ている最中に消化酵素が足りない中で胃腸をフル活動させているので、代謝酵素によって体を回復させる余裕がないときにこのような症状がおきます。
特に今からの熱くなるシーズンは注意が必要です。
体温を上げるために行うべき5つのこと
1、適度な運動
体温を上げるためには筋肉量が必要です。1日30分の運動を続けることで筋肉量が増えるとともに、血流がよくなることにより基礎代謝もあがります。
2、バランスのとれた食事
栄養がかたよるとエネルギー不足になり基礎代謝が低下します。バランスの良い食事をとることで基礎代謝や免疫力を上げることが出来ます。
おすすめの食べ物は
・ショウガ
・味噌
・牛肉
・ネギ
・唐辛子
・黒糖
・レンコン
などがあります。どれも血行を良くしたり自律神経を整えてくれたりという効果がありますのでご参考に(^^)
3、質の高い睡眠
睡眠の質が下がると自律神経が乱れます。これにより血管が収縮してしまい血流が悪くなることで体温の低下を引き起こすことがあります。
アロマなどを焚いてリラックスして眠れる環境つくりが大切です
4、体を冷やすものをさける
この時期、アイスや氷が入った飲み物がどこに行っても出てきます。
お店で食事される際には氷抜きでお水をもらうようにしましょう。
毎日お白湯が吞めたら最高です!!
5、きつい下着は身につけない
下着を脱ぐとおなか周りに下着の線が・・なんてことありませんか?
全身の血流は下半身の血流によってよくも悪くもなります。ですから上半身と下半身のつなぎ目のところに位置するパンツの締め付けがきついと全身の血流が悪くなるので要注意です。
最後に
体温が下がることのデメリットとその対処法についてまとめてみました。
皆様の参考になりましたでしょうか?
未病リハビリセンターハレル諸岡店ではこのような専門的知識にのっとり体質改善メニューも行っております。
私のこの症状もあてはまりますか?などのご相談なども受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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