こんにちは。未病リハビリセンターハレル 諸岡店です。
本日は若年層の変形性膝関節症の原因についてお話します。
変形性膝関節症の原因と年齢層
変形性膝関節症には原因がわかっていないもの(一次性危険因子)とわかっているもの(二次性危険因子)の2つに大きく分かれます。
一次性危険因子は明らかな原因がなく、加齢や慢性的な刺激によって起こることを言います。変形性膝関節症の原因のほとんどが、この一次性によるものとされています。
一次性危険因子は加齢、女性、筋力の低下や肥満、膝・足部の変形、スポーツや職業による多大な膝への負担などが挙げられ、遺伝や民族・人種も危険因子に挙げられます。
変形性膝関節症の原因の中でも原因がわかっているものを二次性(続発性)危険因子と言います。この二次性因子には代謝性疾患(痛風、関節リウマチなど)、外傷(半月板損傷、靭帯損傷、膝蓋骨脱臼など)、先天異常(多発性軟骨腫症【オリエール病】、O脚変形【ブロント病】など)など明確な原因があるものを指します。
年齢層は50歳代以降になると増える傾向にあります。それは50歳以上になると女性は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下するためと言われています。30~40歳代は全体的に見ると少ない傾向にあります。
若年層の変形性膝関節症の3つの特徴
①若年層の変形性膝関節症の二次性危険因子では靱帯損傷が最も多く、次いで骨折が原因になると報告されています。靱帯損傷後は例え手術後でも、半月板や軟骨の合併損傷により、変形性膝関節症が出現する例があることが知られています。
また、半月板や軟骨損傷のない、靱帯のみを損傷した例では、手術しない方が手術している方と比べて、変形性膝関節症 や半月板損傷を呈している割合が高かったと報告されています。
②膝蓋大腿関節(膝のお皿と太ももの骨の間)の骨の摩耗が若年では進んでいる結果という報告があります。
また、骨棘が形成されている変形性膝関節症では膝関節のすき間が狭くなってしまいますが、同様に膝蓋大腿関節も狭くなり、骨棘も形成されることがあります。
骨棘は変形性膝関節症の進行に伴い、膝関節が不安定になるのに対して、膝を安定させるために作られます。若年層にも同じ結果で、骨や靱帯のバランスが不安定となり、安定させるために骨棘が形成されると考えられています。
また、その不安定性が両側の軟骨損傷を引き起こしてしまった可能性もあります。
③肥満が膝関節に与える影響として体重による負荷だけではなく、日常生活での活動量の低下や歩行の異常が考えられます。一般的な変形性膝関節症におけるBMI (肥満指数)が30以上の割合は34%との報告があり、若年層の一次性危険因子の変形性膝関節症は、半数が高度肥満であることから、肥満と若年層の変形性膝関節症には関連があると考えられています。
近年は食の欧米化が進み、ファストフード店の増加など食文化が大きく変わってきています。
食文化の変化に伴い、比較的安く、食べやすいファストフードは若年層に人気があり、若年層の食文化の変化が、変形性膝関節症になる危険因子になっています。
若くして変形性膝関節症と診断された方へ
膝の痛みで仕事や日常生活が送りづらく、思うように体が動かなくてつらい思いをされていると思います。しっかりと問題を解決してあげれば、以前のように体が動きやすくなり、仕事や日常生活が送れるようになります。
追伸
未病リハビリセンターハレル 諸岡店は、「もう2度と治療院に通わなくて良い身体に作り上げる治療院」です。未病で悩んでいる方々を全力でサポートすることを理念に毎日多くの方々の施術に携わらせて頂いております。
膝の痛みに悩まれている方は多く、
・膝が痛くて仕事やスポーツが出来ない、楽しめない
・病院へ行くまでないけど、ずっと膝が痛い
・病院で診てもらったら変形性膝関節症と言われた
など、上記のような症状で整形外科や接骨院などに通っておられます。
それにも関わらず、ほとんど症状が改善しない方が多くいらっしゃいます。
「このままで良いわけがない」
もしあなたが、
「この痛みをなんとかしたい。でも治らなかったらどうしよう」
「このまま痛みが強くなってちゃんと歩けなくなったらどうしよう」
といった不安な気持ちを持っているのであれば、そんな時こそ未病リハビリセンターハレル諸岡店にお越し下さい。
あなたが一歩踏み出した勇気、私が受け止めます。未病リハビリセンターハレル諸岡店で施術を受けてあなたも、もう2度と治療院に通わなくて良い身体を目指しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
公式ホームページ:https://hareru.net/morooka
[もう2度と治療院に通わなくて良い身体に作り上げる治療院]未病リハビリセンターハレル 諸岡店
〒812-0894
福岡市博多区諸岡3丁目6–15 KSJビル3F
📞:092–586–6523
コメントを残す