こんにちは。未病リハビリセンターハレル諸岡店です。
本日は膝に水が溜まる原因と対処方法についてお話します。
膝関節に水が溜まってしまう原因
関節は関節包と呼ばれる袋に包まれています。
関節包は2層構造になっており、内側の層を滑膜といい、外側の層を繊維膜といいます。
関節包内は潤滑油の役割をしている滑液で満たされています。
「水が溜まる」とは「滑液が溜まる」という状態のことを言います。
滑液の主な成分はヒアルロン酸とタンパク質であり、軟骨はここから栄養補給をしています。
この滑液を作り出しているのが滑膜になります。
滑膜は滑液を作り出したり、吸収したりしています。
何らかの原因で軟骨が破壊され、欠片が滑膜を刺激することで炎症が起きると、滑膜が滑液を過剰に分泌します。
この分泌と供給のバランスが崩れて、分泌量が増えてしまうと滑液が溜まってしまいます。
水が溜まっているときの症状
膝に水が溜まっていると以下のような症状があります。
・膝のお皿が浮いているような感じがする
・膝の中が痛む
・炎症の症状がある(痛み、赤くなる、腫れる、熱い)
・膝の曲げ伸ばしが難しい
関節包には神経が多く存在しているため、膝に水が溜まると痛みに敏感になります。
そのため、歩くことが困難になり、日常生活に支障をきたすことがあります。
対処方法
基本的には炎症が起きている状態であるため、安静と内服となります。または、注射で水を抜くという方法があります。
よく水を抜きすぎるとクセになると聞きますが、それは違います。
先程もあったように水が溜まる原因は炎症を起こし、滑膜の滑液の分泌が過剰になるからです。その為、いくら水を抜いたところでクセになることはなく、また、治ったことにもなりません。
水が溜まるのは、炎症を止めようとする人間の働き・機能であるため、水を抜いてしまうということは、自身の体が炎症を止めようとしているところを邪魔していることになります。
水が溜まりやすい、癖になったと呼ばれるのは、炎症が治まっていないにも関わらず、水を抜いてしまい、炎症が治らない環境を作り出してしまっているからです。
よく、「安静にするように」と言われているかも知れませんが、極端に安静となると筋力の低下や関節可動域の制限などが出現することがあります。
そして筋力が低下したり、関節可動域に制限が出てきてしまったりすると、日常生活に支障をきたすことになります。
関節可動域や筋力を維持するためにも関節可動域訓練や筋トレ、ストレッチが有効となります。
また、杖などを使用して膝の負担を軽減し、サポーターを使用すると適度に関節を圧迫し、滑液が関節包に与える圧力を軽減することが出来ます。
また、膝関節の軟骨がすり減ってしまい、その破片が炎症の原因となっているため、その原因を探し出す必要があります。
膝の軟骨がぶつかり合う原因の一つは同じ動作・姿勢を繰り返しているからです。根本的な治癒をさせるためには、同じ動作・姿勢を理解し、治す必要があります。
何度も膝の水を抜いているあなたへ
何度も膝の痛みや腫れに苦しんで、思うように日常生活を送れずつらい思いをされていると思います。
しっかりと問題を解決してあげれば、以前のように膝の腫れや痛みに苦しむことなく、日常生活を送れるようになります。
追伸
未病リハビリセンターハレル 諸岡店は、「もう2度と治療院に通わなくて良い身体に作り上げる治療院」です。未病で悩んでいる方々を全力でサポートすることを理念に毎日多くの方々の施術に携わらせて頂いております。
膝の痛みに悩まれている方は多く、
・膝の水を何度も抜いているが、すぐに溜まってしまう
・膝の水を抜くのがクセになっている
・頻繁に膝に水が溜まってしまう
など、上記のような症状で整形外科や接骨院などに通っておられます。
それにも関わらず、ほとんど症状が改善しない方が多くいらっしゃいます。
「このままで良いわけがない」
もしあなたが、
「この痛みをなんとかしたい。でも治らなかったらどうしよう」
「このまま痛みが強くなってちゃんと歩けなくなったらどうしよう」
といった不安な気持ちを持っているのであれば、そんな時こそ未病リハビリセンターハレル諸岡店にお越し下さい。
あなたが一歩踏み出した勇気、私が受け止めます。未病リハビリセンターハレル諸岡店で施術を受けてあなたも、もう2度と治療院に通わなくて良い身体を目指しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
公式ホームページ:https://hareru.net/morooka
[もう2度と治療院に通わなくて良い身体に作り上げる治療院]未病リハビリセンターハレル 諸岡店
〒812-0894
福岡市博多区諸岡3丁目6–15 KSJビル3F
📞:092–586–6523
コメントを残す